2-B03 コンテンツ閲覧のためのヘッドマウントディスプレイ向け視線操作インタフェースの試作
今村翔太(筑波大), Lee Jieun(岡山大), 齊藤裕一(筑波大), 伊藤誠(筑波大)
https://scrapbox.io/files/6399777fafd7b1001ec44d98.png
2日目にメイン会場前のB03にて、デモ発表をやります。実際に提案する視線操作でコンテンツを閲覧していただけます!
概要:
本研究では,コンテンツ閲覧の際に必要な選択操作とスクロール操作を視線の滞留時間に基づいて行うヘッドマウントディスプレイ向けインタフェースを試作した.ヘッドマウントディスプレイは,コンテンツ一覧から興味のあるものを選択して詳細を見るといった情報収集用途にも活用できる.この場合の操作手法としては,レイキャスト方式やハントラッキングが一般的である.しかし,手をオブジェクトに向けることが必要となり,長時間または多用途で使用する場合,ユーザの身体的負担が大きい.そこで,視線によるハンズフリーな操作手法を提案する.視線選択操作では,意図せず操作されてしまうミダスタッチ問題の解消が課題であり,従来はミダスタッチを誘発する情報量の多いものを操作対象にするのが難しかった.提案手法では視線移動により容易に他の対象に移れるようにし,閲覧行動への影響を抑えつつ,視線操作をコンテンツ閲覧時の操作に適用できるようにすることを目指す. PDFリンク:
参加者メモ・コメント:
コメントやフィードバックなどありましたらぜひよろしくお願いいたします!
デモさせてもらった所感
意識的に振り切って視線移動しないとスクロールしなかった。
そのため、眼球よりも首を動かしたほうが疲れなくていいかもと思いました、すいませんm(_ _)m。 キャリブレーションに失敗したのかもしれないです。
キャリブレーションに成功した場合……
おそらく無意識に自然なスクロールができるようになり、首を意識的に動かす必要がなくなって身体的負担が軽減されると思いました!